猫用のエサ皿・水皿のレビューをします
猫のエサ皿、水皿と言えば、もちろん毎日欠かせないものです。
当然、飼育初日から絶対に必要であることから、お迎え前に検討をしておかないと、その場でアタフタと選ぶことになってしまいます!(うちのように!)
1年半使用した経験から、これらの必須アイテムを紹介していきたいと思います。
エサ皿 ステンレス製丸皿→食べやすいキャットディッシュ→猫壱フードボウル へと乗換え!
1つ目の皿は、ステンレス製丸皿
お迎え当日に何も事前に調べていなかった私は、ペットグッズ担当店員さんに教わりながら、最初は無難で扱いやすく洗いやすいものということで、ステンレス製の丸皿を選択しました。
猫は色々と敏感で気分屋です。
ヒゲが当たるからイヤ、ニオイが残っているからイヤ、なんか冷たくてイヤ、食べてる最中に皿が動いていくのがイヤ・・・。
また、内臓の作りが食道から一直線になっているため、ネコが早食いしすぎるだけでも吐き戻しやすいようです。
これらの点において、このステンレス皿のネコ様からの評価は下記です。
ヒトのお手入れしやすさ ★★★★★
ニオイ残り ★★★★★
冷たさ ★☆☆☆☆
食べる姿勢 ★☆☆☆☆
ヒゲあたり ★☆☆☆☆
皿の動き ★☆☆☆☆
ペットショップ店員さんから、子猫を飼い始めに心配することとして、遊ばせすぎて興奮しすぎること、エサを食べないこと、誤飲、といった点を教えて頂いていました。
ステンレス製のエサ皿で食べている様子を観察していると、エサ皿中央部分のみ食べたらしばらく手を付けない、という行動が目立ちました。
これは、ヒゲがあたってしまうことと、皿の隅が舌ですくいづらい形状だったのではと、想像しました。(少なくともうちのネコにとっては)
そうして手を付けない間に水をこぼし、エサ皿にも水が入ってエサがふやけてしまうなどして、規定量のエサを食べ切らないという悪循環です。
夕飯後は誰かしらが近くにいることが多いのでケア出来ますが、朝飯後は家族皆家を出発してしまい不在がちなので、その間に何かあると、そのまま食べ切らずに夕方を迎えてしまいます。
食事中の体勢も、今にして思えば、ちょっと窮屈そうにしていました。
早食いや吐き戻してしまうことはなかったのですが、むしろ残してしまうことが心配の種でした。
これらを踏まえ、うちのネコにはより食べやすいエサ皿が良さそうだと分かり、次のエサ皿を検討し始めました。
こういったことは、猫それぞれですので、実際に使用して観察してみないと分かりません。
そういう意味で結果的に乗換はしましたが、1つ目のエサ皿としては間違いではなかったと思っています!
2つ目の皿 リッチェル 食べやすいキャットディッシュ
商品名に「食べやすい」と入っている、食べやすさがウリの商品です。
お迎えして2か月、生後5か月からの使用です。
皿が浅くなったことで、ヒゲあたりが改善されていそうでした。
また、端の形状が緩やかなカーブ+段差がついていて、ネコが端っこまで舌ですくいやすくなっています。
こちらの皿には適度な重さと底面に滑り止めが付いていて、食べている最中に皿が動くこともなくなりました。
エサへの食いつきは、こういった食べるストレスが軽減したことで、少し良くなった気がします。
ヒトのお手入れしやすさ ★★★★☆
ニオイ残り ★★★★☆
冷たさ ★★★★☆
ヒゲあたり ★★★☆☆
食べる姿勢 ★☆☆☆☆
皿の動き ★★★★★
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さほど不満なく使用してはいたのですが、そこまで劇的に良くなったわけではなく、食べる姿勢などは相変わらずです。
そうなると、実はもう1点、よさそうだな!と思っていたエサ皿が俄然気になりだし、結局乗り換えちゃいました!
3つ目の皿=現在のエサ皿 猫壱 脚付フードボウルは、うちのネコにもピッタリ!
猫が食べやすい皿として調べまわった結果、猫壱 脚付フードボウルに行き着きました。
お迎えしてから4か月、生後7か月からの使用です。
これに替えてからは、食事の心配は全くなくなりました。
高さもちょうど良さそうで、窮屈そうな体勢での食事ではなくなりました。
というよりも、こちらで食べている体勢を見て、ああ、以前は窮屈そうだったんだな、と気付いたのですが。
真ん中だけ食べて、一旦置いておくということもなくなりました。端の形状もすくいやすそうになっていますし、実際スムーズにすくっている様子です。
レギュラーサイズだとすぐ小さくなってしまうかな?という点は少し心配だったのですが、成猫用のエサになっても、しばらくは1回のエサの量は20~30g程度なので、今のところ全く問題ありません。
お皿洗いとしては、ステンレス製の方がもちろん簡単ではありますが、どちらにせよ数秒~数十秒ですし、大差は感じません。
一度、割れてしまって買い直していますが、それはお皿洗い中ではなく、エサの時間が終わって回収している途中で60㎝程のテレビ台の上にうっかり置き忘れ、ネコがじゃれて落下させたことが原因でした。
うちのケージ構成では、エサ皿は高さ50㎝程の2段目に置いていますが、真下にはトイレがありますので、最悪、ケージ内でなら落下させても割れないと思います。
もっとも、今まで落下させようとしている様子は見たことありませんし、エサは完食するようになりましたから、終わっていて気が付いたら回収していますので全く問題ありません。
唯一、脚に取り付けるシリコンが外れやすい点はマイナスですが、付け直しはほんの少しの手間ですし、使用に問題はありません。なおこのシリコンはヘタったら別売りもしているようです。
ということで、うちのネコには非常に好評で、ピッタリの製品でした。この先もし買い替えるとしても、同じものにするつもりです!
ヒトのお手入れしやすさ ★★★★☆
ニオイ残り ★★★★☆
冷たさ ★★★★★
ヒゲあたり ★★★★★
食べる姿勢 ★★★★★
皿の動き ★★★★☆
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給水機はリッチェルウォーターディッシュを乗り換えずに使用中
日中は不在なので、昔ながらの水皿だと、補給してあげることが出来ません。
もし真夏に引っくり返してしまったら、と飼う前は心配していましたが、そういった私たち用に対応製品はたくさんありました(笑)
店員さんに相談して選んだのは、リッチェルのウォーターディッシュという商品でした。
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こちらの商品は、空きペットボトルに水を入れて差しておくと、水皿から減った分だけ自動で継ぎ足されていく・・・というもの。
ケージ内に簡単に固定できます。
中には、電動循環機能や浄水機能がついた製品も出ていますが、こちらはそういった機能はついていません。
正直、電動循環である必要性までは、感じませんでした。
使ってみていないのでわかりませんが、おそらく複雑なつくりの方が故障しやすいでしょうし、電池切れや停電時にはどうなってしまうのでしょうか。
浄水機能については、我が家の水道蛇口には、数百円で3か月使い捨て式の簡易的なフィルターをつけていますから、元々、ある程度は浄化されている(はず)です。
確かに、夕方以降にカップなどで水をあげてみると、飲むことはよくあります。
鮮度を感じ取っているのか、気分が変わっただけなのかは分かりません。
その後、ウォーターディッシュからも飲んでいたりしますし・・・。
結局、新鮮なものは都度、夕方にあげ直せばそれで良いか!となっています。
猫の病気対策として、浄水効果を発揮する製品もあるようですが、グッズ店員さんに聞くと、発症してから検討する、というのも考え方では、とのことでした。
1年半使用を継続していますが、うちの使い方の範囲では、この製品に満足しています!
以上、猫飼育の必須アイテム、エサ皿と水皿のご紹介でした。
お迎え当日にバタバタ決めるよりは、事前にある程度選んでおくと良いかと思います。
分からなければ、無難な安いものでそろえてみて、ゆくゆく猫の様子を見ながら買い替えるのも良い方法だと思います。
結構、ネコのことを思って作っている製品が多く、調べて回るのも楽しかったりします。
ネコはレビューしてくれないので、ネコの様子を観察して、下僕が気を回してあげないといけないですけどね!
ご参考になりましたら幸いです。では。