飼育に役立つ経験談

ペットショップで猫を安く買うために実践したこと

猫や犬をお迎えしようとした場合に、少しでも安くする方法があります。

私が実践した方法と、実践はしなかったけれど有効な方法を紹介します。

もちろんペット飼育にあたり、お値段がすべてではないことは言うまでもありません!

ペットを安くお迎えする方法の一覧

私が考える、ペットを安くお迎えする方法で比較的実践が簡単なものは以下です。

  1. ペットショップで使える株主優待制度を活用する
  2. ペットショップで値引き交渉をする
  3. ペットショップではなく、ブリーダーから直接購入する

私はこのうち、最も簡単な①のみ実践しました。

私が実践した方法。株主優待制度の活用。

ペットショップによっては、株主優待制度が適用されます。

私自身が実際に確認済である箇所は、イオンペット、ジョイフル本田ペットセンターです。

イオンペットでの株主優待制度の活用

イオンペットでは、イオンでのお買い物と同様に、所有しているイオン株数に応じたキャッシュバックを受けることが出来ます。(キャッシュバック率は下表です)

100株 3%
500株 4%
1,000株 5%
3,000株 7%

例えば1,000株保持、ペットが20万円であれば、1万円もの差が出てきます。

イオンペットでの株主優待制度活用の長所:全国に店舗あり

イオンペットの店舗は全国にありますので、この方法を活用できる機会は多いかと思います。

さらに、イオンペット併設の動物病院やトリミング施設でも優待制度を活用出来るため、飼い始めた後にも恩恵を受ける機会があります。

イオンペットでの株主優待制度活用の短所:即効性がない

実際に株主になる必要があり、権利確定月である2月末か8月末に株主認定され、2-3か月後にオーナーズカードが郵送で送られてきて、ようやく適用されます。

例えばゴールデンウィークに欲しくなった場合、8月末までに株式を買い付けておき、オーナーズカードが届くのは10月や11月です・・・。

子猫や子犬にとっての半年は長く、それまで売れ残ってくれているかも分かりません。

飼いたいペットが決まってから動き出す場合、即効性が低い点は難点です。

いずれは飼いたいなと検討されている方や、すでにイオンの株主優待を活用されている方向きになります。

私はペットを飼う前からイオンの株主で、食料品の買い物などで割引を活用していましたが、イオンペットで使える点は盲点でした。

ジョイフル本田ペットセンターでの株主優待制度の活用

ジョイフル本田ペットセンターでは、ペット生体の支払にジョイフル本田発行の株主優待券が使用できます。

株主優待券は1枚500円の商品券タイプです。

権利確定日6月20日時点で所有している株式に応じて、優待券が頂けます。

100株 2,000円分
400株 4,000円分
2,000株 8,000円分
4,000株 16,000円分

ジョイフル本田ペットセンターでの株主優待制度活用の長所:即効性あり

最大の長所は即効性があることです。

使用時に株主である必要はなく、優待券を持っていれば誰でも使用が出来ます。

個人的に譲ってもらったものや、金券ショップやヤフオクなどのオークションサイトで購入したものでも、誰でも使用することが可能です。

さすがに20万円分をまとめて出品しているところは見かけませんが、券面額の90%程度での落札を積み重ねていけば、20万円分貯めることも現実的に可能です。

20万円分の支払いにおいて、もし券面額の90%で落札出来ていれば2万円、95%で落札出来ていれば1万円の差額となります。

ジョイフル本田ペットセンターでの株主優待制度活用の短所:店舗が少ない

最大の短所は、店舗自体が多くないことです。

関東地方に16店舗しかありませんので、そもそも活用できる方は限られてしまいます。

1店舗自体の規模は大きいので、ペットとの出会いはあるかもしれません。

私が実践していない方法。ペットショップでの値引き交渉

私が実践していない方法からの紹介です。

ペットショップでは値引き交渉が出来るようです。

家電購入時は必ず交渉をしてみる私ですが、ペットショップではしませんでした。

私が何故しなかったかと言うと、シンプルに価格交渉して良いものだと思っていなかったから、です。

とはいえ、冷蔵庫や洗濯機などのモノを価格交渉するのと、目の前で元気に動き回っている子猫を価格交渉するのでは・・・、やはり気分が違いますよね・・・。

感情は割り切って、価格交渉してみるのも手かと思います。

実際、私たちがお迎えした猫も、お店にいる期間が長くなってきた頃、値下がりしていました。

長期間売れ残っている子や、子連れの客が多く売れ行きが良い長期連休が明けた直後の閑散期などは、価格交渉が行いやすいようです。

私が実践していない方法。ペットショップではなくブリーダーから直接購入する。

こちらも私は実践していませんが、ペットショップではなくブリーダーから直接購入すると安くなりやすいようです。

ペットショップを仲介することで、マージンが乗ることはある意味当然です。

仕入原価を無視できないペットショップよりも、価格の相談も自由が効きやすいでしょうね。

この方法は、ブリーダーさんとの信頼関係をしっかり築く必要があるでしょう。

自分が愛情込めて育てた子猫を、この方ならきっと幸せに育ててくれるだろうと、信頼して送り出す相手とはどんな人物でしょうか?

「安くなるから」といった打算だけではなく、ペットへの愛を真剣に見つめ直して行動する必要があると思います。

まとめ

ペットの値段と可愛さは無関係ですが、「ペットの価格=命の対価」ととらえてしまうと、安くする行為に抵抗を感じてしまうかもしれません。

そこで、ペット自身の命の価格ではなく、そのペットを「飼う権利の価格」である、と考えるとどうでしょうか?

同じマンチカンでも、脚が短い特徴がハッキリ出ている子ほど、高値で販売されています。

人気が高い子ほど、そのペットを飼う権利も高くなっていると解釈すれば、ペット自身の命の値段ではない、と割り切れることもあるのでは、と思います。

ペット譲渡会や保健所で一匹でも救う行動が出来ればより良いですが、私たちのように初めてネコを飼うので実力に不安があり手厚いサポートも欲しい場合など、ペットショップから買う機会はあるかと思います。

私が実践した株主優待を活用する方法は、意外と盲点になっているのではと思い、ご紹介しました。

参考になりましたら幸いです。では。